絶対王者は夏も存在感たっぷり

　本日はサマースプリントシリーズ第４戦・北九州記念が行われる。上下７キロ差のハンデ戦で混とんとしたレースになりそうだが◎はニンジャ。栗東坂路で素軽い動きを見せたように出来は上々。格下馬だが、暑い時季は大得意。直線一気の末脚に期待したい。

　そんな夏馬の熱い戦いが終われば、早くも来月の２９日に秋のＧ?初戦・スプリンターズＳ（中山、芝１２００ｍ）が行われる。栗東トレセンでは絶対王者であるロードカナロアが黙々と坂路を駆け上がり、調整に余念がない。１４日も力強い脚さばきでグイグイとフィニッシュしていた。

　まだ馬体には余裕が感じられたが、醸し出す雰囲気はやはり一流馬。このまま順調に秋を迎えてほしい。そして王者として春同様、圧巻の走りが見たいものだ。

（栗東調教班・紺谷和彦）

2013年08月18日