1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

オルフェーヴル、キズナの陰で…

 オルフェーヴル、キズナの凱旋門賞の前哨戦の勝利で盛り上がりを見せた先週の日本。そのなかでメディアの扱いは小さかったものの、キズナの帯同馬として遠征した尾関厩舎のステラウインドもオルフェーヴルとともにフォワ賞に出走していた(結果は?着)。

 昨年36勝を挙げ、一躍注目を浴びた尾関厩舎。今年も18日現在で18勝と優秀な成績を収めている。その尾関師はいつも穏やかな表情でトレセンを歩いているが、実は強い信念を持った熱い男。ステラウインドがキズナの帯同馬に決まった時には「うちの馬は凱旋門賞に出走する予定はないんですけど、もし前哨戦でオルフェーヴルに先着したら登録してもらえないかな」と、冗談とも本気とも取れることを言っていた。行くからにはタダでは帰れないという、尾関師の意志が感じられた言葉だった。

 はっきり言って世の中の注目は、オルフェーヴルとキズナに集中。まだ条件馬という立場のステラウインドはなかなか報道してもらえない状況ではあるが、そのなかでも目標を高く持つその姿勢こそ、昨年大ブレイクを果たした原動力だろう。「セリでアメリカに行ってそのままフランスに入りましたが、ほとんど仕事しかしていません。もっと観光すれば良かったな(笑)」と仕事の虫の尾関師。先々は帯同馬ではなく、自身の管理馬が主役として海外遠征する日が必ず来る。師と話していると、そういう気がしてきた。皆さんの馬券にも貢献する馬が多数在籍しているので、ぜひとも尾関厩舎の今後に期待してください。

(美浦厩舎班・木村拓人)

2013年09月22日