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物議を醸しそうな騎手・調教師試験

 JRA騎手免許1次試験の合格発表が17日に行われた。外国人として初のJRA通年免許の取得を目指したM・デムーロは不合格。当初、最大の難関は日本語による面接が行われる2次試験と言われていたが、筆記試験(英語)の段階でジャパニーズドリームは無残にも砕け散った。

 各方面の話を統合すると、今年は相当難しい内容だったらしい。唯一、1次試験を突破した元騎手の柴田未崎(現在は美浦・斎藤厩舎の助手)は「過去問が役に立たないほど、試験の傾向が変わっていた。自分も全然自信ナシでした」と振り返っている。受験した地方競馬の騎手たちも「全くできなかった」と話していたようだ。

 一方、調教師試験も波乱の結果に。?単勝1・1倍?とまで言われていた現役一流ジョッキーの不合格が明らかとなっている。受験した人間の話では、どうやらこちらも傾向が異なり非常に難しかったとのこと。騎手、調教師とも?目玉?を失ったことになる。

 当然、免許を取得する上で最低限のルールや知識は必要。ただ飛び抜けた実績を持つ騎手が筆記試験であっさり落ちてしまうのもどうかと思う。話題性ある人間が売上低迷を打破する要素のひとつと考えれば、それなりの救済措置をつくるべきだろう。今後、物議を醸しそうな1次試験の結果だった。

(デイリースポーツ・豊島俊介)

2013年10月22日