1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

世界でもトップレベルの日本人ジョッキー

 この秋に来日している外国人騎手、人気馬に乗っている割には大したことないんじゃないの?なんて思っていたら、先週のG?・京阪杯ではM・デムーロ騎手が7番人気のアースソニックを勝利に導き、G?・ジャパンCではR・ムーア騎手が1番人気のジェンティルドンナできっちりと結果を出した。ワンチャンスをモノにする、ここ一番の勝負強さはさすが!としか言いようがないが、以前ほど簡単に勝てなくなっていることだけは確かだろう。

 日本の馬が強くなり、世界のビッグレースで好勝負することが当たり前のようになってきた昨今。世界的にも類を見ないスピード優先の競馬が、その強さの根源だが、それを操るジョッキーの判断力や瞬発力もまた、世界トップレベルだと思っている。

 来日して間もない外国人騎手が、直線入り口で詰まるシーンをよく見かけるが、これこそ日本のスピード競馬への対応力。日本でもおなじみのM・デムーロ騎手ですら、今期は勝つまで、慣れるまでに3週間を要した。日本でリーディング争いをしているジョッキーは世界で戦える実力がそなわっているはずで、あとは馬と同じく、各国の馬場への適応力と経験値だけである。

 どのスポーツでもトップアスリートは世界へ飛び出して挑戦している。“日本人”として注目を集めることが、それぞれの業界の発展にもつながってくる。日本という枠をはみ出し、近い将来には海外の大馬主と契約を結ぶ日本人ジョッキーが出てくることを楽しみにしている。

(栗東厩舎班・安里真一)

2013年11月27日