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北海道牧場紀行

市川牧場編?Part??

 毎日王冠、カブトヤマ記念と重賞を2勝し、息の長い活躍を見せたスガノオージ、そして切れのある走りでスワンS京王杯スプリングCを含む、7勝を挙げたシンウインド。この2頭を生産したのが、今回紹介するむかわ町の市川牧場である。

 近年の活躍馬と言えば、マイネルラヴの初年度産駒として、目の覚めるような末脚でニュージーランドTを制したマイネルハーティーの名前がある。

 「母のシビルスイートからは、それまで目立った活躍馬が現れていなかったのですが、マイネルラヴがよほど合っていたのでしょうね」と笑顔で話すのは代表の市川寿夫氏。

 これまでの産駒も地方競馬を中心に堅実な成績を残しているが、やはりマイネルハーティーの成績を目の当たりにすれば、母シビルスイートに、再びマイネルラヴを配合したくなるところだろう。

 シビルスイートの07(牡、父マイネルラヴ、5月30日生まれ)はマイネルハーティーの全弟になる。

 実はシビルスイートの産駒には1歳馬もいるが、こちらの父もマイネルラヴだという。

 「成績を残しているから、というだけではなく、全兄弟となる1歳馬の馬体も非常に良かったんですよね。これはマイネルラヴが合っているなと思いました」と、配合のいきさつを市川代表は語る。

 現在も短距離路線で活躍を続けるマイネルハーティーだが、生まれてきたころの馬体は、決して短距離馬らしい重厚感はなかったらしい。しかし、シビルスイートの07は首も太くて骨量も豊富と、見た目も短距離馬らしく生まれてきた。

 「馬体からしても、マイネルラヴが出ている印象があります。兄もあれだけの成績を残してくれていますし、外見からして短距離馬らしいこの馬にも、兄のような活躍を期待したいですね」と市川代表。目指すは兄の果たせなかったNHKマイルC制覇となりそうだ。

2007年08月12日