(7)ダッシャーゴーゴー=午後4時31分に到着した。長期休養明けをひと叩きされ、山下厩務員は「脚元の心配はないし、ひと叩きした効果は見込めるね」と上積みを強調。長距離輸送に関しても「いつも通りだったよ」とサラリと話した。

　(8)アフォード=午後4時56分に到着。「輸送は問題なく、いつも通りおとなしかった」と木村助手。3週に渡って栗東坂路で好時計を連発。「腹回りに余裕があったから。ケイコで攻めて、だいぶいい体つきになってきた」と効果を口にした。

　(9)ストレイトガール=午後5時に新潟競馬場に到着。田中博助手は「順調に来られた。輸送に関してはおとなしいし、もう慣れたもの。心身ともに成長したのが大きい」とうなずく。3カ月半の休養明けとなるが、逆算してきっちりと仕上げてきた。「状態は今までで一番だと思う」と言い切る。これまでGIは2走して3着2回。三度目の正直でビッグタイトルをつかみとる。

　(10)マヤノリュウジン=午後1時過ぎに新潟入り。「輸送はスムーズでしたし、おとなしいですよ」と渡辺助手。末脚勝負で開眼した7歳馬に「体も精神も充実している。確実に最後はいい脚を使ってくれるので」と期待は大きかった。

　(11)ハナズゴール=土曜朝、新潟の角馬場で微調整を行い態勢を整えた。「予定通りにきています。久々で、距離も千二。流れに乗れるかですね」と野本助手。末脚の破壊力はメンバー屈指だけに「チャンスはあると思う。道中で焦らせなければ、しまいは確実。ジョッキーに任せるだけですね」と直線一気を描いた。

　(12)ベルカント=午後0時50分に新潟へ到着。藤本助手は「輸送はおとなしい馬。状態もいい」と笑顔だ。新潟で行われた02年の覇者ビリーヴと鞍上も勝負服も同じ。「(新潟のGIは武)豊さんしか勝っていないですから」と、再現Vを願った。

2014年10月05日