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【有馬記念】直前気配(1)

 (1)トーセンラー=午後3時49分に中山に到着。「いつもと変わらない。状態は前走よりいいし、スイッチが入った感じ」と片桐助手は悔いのない仕上がりに胸を張る。「良馬場でやれるのはいい。右回りだし、中山でも」と有終の美に向けて意気込みを語った。

 (2)ヴィルシーナ=午後4時過ぎ、関西馬では最後に中山入り。「イレ込んだ様子はないですね」と安田助手は安どの表情を見せる。「久々の前走は活気が物足りなかったが、今回は違います」と上積みを強調した。

 (3)ワンアンドオンリー=午後3時半に決戦の地・中山競馬場へ到着。落ち着いた様子で馬房に馬体を収めた。手入れを終えた甲斐助手は「おとなしいし、変わりないですね」とうなずいた。中山コースは弥生賞2着、皐月賞4着がある。「悪いイメージはないです。当時は完成途上だったし、ゲートを出て出して行くような競馬もしていなかった。今はレースもうまくなりましたから」。コース攻略に必要な器用さを身につけた今、仕上げ人は胸を張った。

 (4)ジェンティルドンナ=午後0時半過ぎ、決戦地に到着した。「中山に来るのは初めてなので、着いてからは少し周囲を気にしていた。でも、それも勝負のうち。当日は良馬場でやれそうだし、頑張ってほしい」と日迫厩務員。

 (5)ラキシス=正午過ぎに中山競馬場入りし、馬房内でリラックスムード。2走前は到着後にうるさい面を見せたが、滝川助手は「新潟の時は馬房が装鞍所の前でイライラしていたけど、今回は落ち着きがある」とホッと一安心。充実期に入った4歳牝馬に「精神状態もいいし、秋3戦で一番の出来」と力を込めた。

 (6)トゥザワールド=午後0時41分、決戦の地に到着。約1時間の引き運動を経て、落ち着いた様子で馬房に収まった。「馬運車の中でも静かだった。扱いやすいです」と中澤助手は笑顔を浮かべた。

2014年12月28日