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【ジャパンC】直前気配(1)
(1)ラブリーデイ=午後3時過ぎに東京競馬場へ到着。「いつも通り、馬運車ではおとなしかった。輸送も慣れたもの」と斎藤助手は余裕の表情を浮かべる。1枠(1)番からの発進にも「距離をロスすることがないし、2走前の京都大賞典も(同じ最内枠で)勝っているので」と自信を見せた。
(2)トリップトゥパリス=東京芝を軽めに1周。動きを見届けた知日派のダンロップ師は「いいコンディション。気持ち良さそうに走っていた」と満足げにうなずく。日本特有の硬い馬場にも「良馬場適性があるので連れてきた。例年と比べてチャンスのあるメンバーだと思う」と力を込めた。
(3)ワンアンドオンリー=5度目の東京遠征とあって落ち着きは十分。「輸送はおとなしかった。問題ないです」と甲斐助手は順調さを強調する。近3走は(11)(6)(16)着と案外な結果が続くが「気持ちの面が影響している。そこだけです」と昨年のダービーを制した舞台で目覚めることを願った。
(4)ジャングルクルーズ=僚馬の2歳馬2頭と一緒に東京ダートを軽めに1周半。前走V以来、3カ月ぶりの実戦となるが、「十分に乗り込んで先週の時点で馬はできていたから」と津曲助手。「東京2400mは得意。体質が強くなってきたし、6歳馬だけどこれからの馬」と期待を込めた。
(5)ペルーサ=8歳馬だが年齢の衰えは感じさせない。東京ダートを軽めに1周半。「息を整える程度。徐々にいいころの雰囲気に戻っている」と津曲助手は復調気配を伝える。前走が7着。「2コーナーでポジションを下げたけど、諦めずに盛り返した」と悲観はしていない。
(6)ラストインパクト=東京到着後も落ち着き払った姿に「輸送してもいつもこんな感じ。きょうは早く着きましたね」と野元助手は笑顔を見せる。昨年の京都大賞典Vなど、2400mは[2・0・1・1]。「距離は守備範囲。あとはムーアに期待」と2週連続GI制覇を狙う名手に託した。
2015年11月29日
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