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将来のリーディング候補が集結!種牡馬展示会が最盛期

 馬産地では今、種牡馬展示会が最盛期を迎えている。POGファンにとって、新種牡馬の産駒デビューは3年半後とかなり先の話になるが、初年度産駒が2歳リーディングで上位になるケースが非常に多いだけに、今からその動向をチェックしておくことが大切だ。

 社台スタリオンSでは4頭の新種牡馬がお披露目された。タートルボウルは一昨年のハービンジャー、昨年のワークフォースに比べると、G?は1勝(ジャンプラ賞=芝1800m)だけで知名度は低いが、現3歳の初年度産駒43頭から英2000ギニー2着フレンチフィフティーン、仏2000ギニー勝ち馬ルカヤンを輩出した。その父ダイヒムダイアモンドはスペインのリーディングサイアー、母系の血統表にはヴェンチア、ヴィミーなど日本になじみの深い種牡馬が見られる。昨年産駒デビューしたチチカステナンゴと同様に、アウトブリードで地味ながらジワジワと成績を伸ばしていくタイプだろう。

 ルーラーシップは馬産地での人気が極めて高い。国内G?勝利がないのに種付け料は250万円と強気な設定がされたが、すぐに満口になりそうな勢い。3年連続で250頭以上と交配しているキングカメハメハの後継であり、サンデーサイレンス系を持たない血統と潜在能力の高さが注目を集めている。POGでも徹底マークが必要だ。

 ディープインパクト産駒のディープブリランテも種牡馬入り。ルーラーシップの半額以下の種付け料(120万円)が示すように、SS系種牡馬過当競争のなかでどれだけ存在感を出せるかがポイントとなる。

 スマートファルコンは既にベテラン種牡馬のような立派な体格。やはり産駒もダートでの活躍が中心になるだろう。ダート専用種牡馬として、当面は父ゴールドアリュールが最大のライバルとなる。

 他の新種牡馬については次号で紹介する。

2013年02月22日