1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

ふるさと定期便

歴代最高の盛況!千葉サラブレッドセール

 15日に船橋競馬場で2歳トレーニングセールの「千葉サラブレッドセール」が開催され、57頭の上場で53頭が売却。売却総額は12億4260万円と歴代最高を記録した。売却された53頭中42頭は社台ファームの生産・育成馬だった。

 5月9日号の当欄で紹介した母ムーンレディ(牡、父ディープインパクト)は馬体重483キロ、調教タイム24秒6−11秒4で1億9000万円(税別、以下同)。母タックスシェルター(牡、父キングカメハメハ=489キロ、24秒1−11秒2)は7000万円、母プライムステージ(牡、父ワークフォース=444キロ、24秒2−11秒3)は5400万円と、いずれも高額で取引された。

 大注目の母ムーンレディは3月の時点でハロン11秒前後をマークしていただけに、当日も余裕十分で好タイムを記録。美浦・国枝厩舎への入厩も決まり、夏開催でのデビューも視野に入れている。

 動きの良さが目立ったのは母アロマキャンドル(牡、父キングカメハメハ=481キロ、23秒3−11秒1)。母ムーンレディと同じ高橋文枝氏が4300万円で落札した。牧場でも軽快なスピードを見せていたが、当日も楽々2ハロンの一番時計。母は夏の新潟でデビューし、2歳時にいちょうSを勝っているように仕上がりが早い血統で、POG向きの1頭と言えそうだ。

 牝馬最高価格の4700万円で落札された母ステラプラド(牝、父シンボリクリスエス=474キロ、23秒8−11秒0)も牧場で評判になっていた馬。母は未勝利で初子だが、柔軟性抜群の馬体は叔母ダイヤモンドビコーそっくりで、見栄えが素晴らしい。

 逆に母オスティエンセ(牝、父ネオユニヴァース=496キロ、23秒9−11秒0)は牧場では目立っていなかったが、公開調教で一変した。ビッグレッドファーム・岡田繁幸氏が3500万円でただ1頭落札した馬であり、同氏の2歳馬の相馬眼は無視できない。

2015年05月22日