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アイルハヴアナザーを筆頭に非社台勢も強力な布陣

 先週に引き続き2013年初供用種牡馬の紹介をする。日本軽種馬協会静内種馬場に導入されたサマーバード(7歳、父バードストーン)は09年の米国最優秀3歳牡馬。ベルモントSなど米G?を3勝しており、JCダートへの出走も予定されていた(故障で回避)だけに、どうしても「ダート」のイメージが強かった。だが、意外にもきゃしゃに見えるほどの美しい栗毛の馬体で、むしろ芝での切れ味がありそうに見える。米国での2年間の種牡馬生活は、ともに140頭以上と交配しており、日本でも初年度からかなりの人気を集めそうだ。

 アロースタッドには5頭の新種牡馬が加入したが、人気を集めそうなのはトランセンド(7歳、父ワイルドラッシュ)とヒルノダムール(6歳、父マンハッタンカフェ)の内国産種牡馬2頭。トランセンドは、同じくアロースタッドで供用中の父ワイルドラッシュに若干の種付け障害があるだけに、その代用としての役割も期待される。ヒルノダムールは母の父ラムタラが、日高の生産者には深い思い入れがあるはずだ。

 ダーレー・ジャパンSCはストリートセンス(9歳、父ストリートクライ)、キングズベスト(16歳、父キングマンボ)、フリオーソ(9歳、父ブライアンズタイム)が新顔。ストリートセンスはBCジュヴェナイル、ケンタッキーダービーを勝った超大物で、キングズベストはすでにエイシンフラッシュ、ワークフォースを輩出し実績を残している。ダーレーの本気度が伝わる布陣となった。

 ビッグレッドファームには米2冠馬アイルハヴアナザー(4歳、父フラワーアレー)が加わった。種付け料の320万円には岡田繁幸氏の「ディープインパクトに対抗する存在になってほしい」との期待の大きさが込められている。その柔軟性から芝適性も高そうで、今年の初供用種牡馬の主役はこの馬になりそうだ。

2013年03月01日