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POGで狙い目となる名牝の孫&ひ孫が大活躍

 名牝の産駒はセリでは高値で取引され、POGでも圧倒的な人気を集める。だが、エアグルーヴやビワハイジのように、産駒のほとんどが活躍するような名牝はめったにいない。華々しい活躍をした牝馬は、なかなかいい繁殖牝馬の体にならない、と主張する生産者もいる。

 POGでは激しい抽選になる「名牝の子」よりも「名牝の孫・ひ孫」に注目するのもひとつの手だ。現在、2歳牝馬No.1と言われているハープスター(父ディープインパクト)は2冠牝馬ベガの孫である。

 先週はそんな名牝の孫、ひ孫が数多く勝ち上がった。7日の中山は1R未勝利戦が桜花賞馬アラホウトクのひ孫エキマエ(父メイショウボーラー)、2R未勝利戦がG?5勝馬メジロドーベルの孫ライアンセンス(父ジャングルポケット)、5R新馬戦が桜花賞馬ダイアナソロンのひ孫フリュクティドール(父ブラックタイド)。同阪神は2R未勝利戦が重賞4勝、G?2着3回フサイチエアデールの孫プロクリス(父キングカメハメハ)。8日阪神の2R未勝利戦は阪神牝馬Sなど重賞5勝スティンガーの孫モンラッシェ(父タニノギムレット)が勝っている。

 メジロドーベル産駒は、最高がメジロオードリーの2勝。だがライアンセンスの兄には3勝(うち障害2勝)を挙げたメジロクリントンがいる。スティンガー産駒はこれまで7頭がデビューし、5勝を挙げて函館記念で4着だったサトノギャラントが出世頭で、ほかは0〜2勝と期待の大きさほど成績が出ていない。孫ではシルヴィルージュに続いて2頭目のJRA勝ち馬となった。

 メジロドーベル、スティンガーともに孫世代からまだハープスターのような大物は出ていないが、牝系が大切に継続されているので、いずれは花開く時が来るかもしれない。メジロマックイーンが「母の父」として注目されているが、「母の母」「母の祖母」もPOGでは要チェックだ。

2013年09月13日