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レーヴデトワールはエピファネイアに通ずる配合

 以前にも書いたが、今年の2歳戦ほど良血馬が評判通りに好成績を残している年は珍しい。POGで人気サイドを指名した人は、かなり安心していることだろう。そのなかで、ディープインパクト産駒を差し置いて断トツの人気を誇ったのがレーヴデトワール(牝、父ゼンノロブロイ、母レーヴドスカー、松田博)だった。ゼンノロブロイ産駒は初年度以降はパッとしないが、それでもこの馬を低く評価する人は少なかった。POGでのレーヴドスカーの産駒は、エアグルーヴ、ビワハイジ以上に?鉄板?だからだ。

 初子のナイアガラはすみれSを勝ち、2番子レーヴダムールは阪神JF2着、3番子アプレザンレーヴは青葉賞を制している。4番子レーヴドリアンはきさらぎ賞2着、京都新聞杯3着、そして5番子レーヴディソールは阪神JFなど重賞3勝を挙げた。これほど早い時期から素晴らしい成績を残し続けている繁殖牝馬はほかにいない。

 不安があるとすれば、兄姉がいずれも脚元が弱かったことだが、その心配を取り除いたのが『丈夫さが取り得』のゼンノロブロイとの交配。脚部不安があったシーザリオ産駒が、丈夫なシンボリクリスエスとの配合でエピファネイアを輩出した成功例と似たケースと言える。

 そのレーヴデトワールが24日の白菊賞で2勝目を挙げた。クラシックには縁が薄い血統だが、期間内に十分な賞金を獲得してくれそうだ。

 そして、今週はもう1頭の特注馬サングレアル(牝、父ゼンノロブロイ、母ビワハイジ、松田博)がデビューを予定(阪神・芝1600m)している。兄姉5頭が重賞を制し、5頭が新馬勝ちしている実績からも、好発進は間違いなさそうだ。

2013年11月29日