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今年は牡牝ともにPOGファンが盛り上がる構図

 今年の3歳世代は強い馬が強い勝ち方をしている印象が強い。有力候補は何頭もいるが、混戦ではなく、極めてレベルの高い「大激戦」だと言える。

 牡馬では、共同通信杯でイスラボニータが57キロを背負って、実に強い内容を見せた。これにより東スポ杯2歳Sで首差だったプレイアンドリアルの実力もより確かなものであることが示されたと言える。きさらぎ賞1、2着のトーセンスターダム、バンドワゴンも極めてハイレベル。ほかにもワンアンドオンリー、トゥザワールド、アジアエクスプレスなど個性的な候補がそろっている。また、マイル路線を進むミッキーアイルが最も強い、という意見もある。

 思い出すのが01年の3歳世代。アグネスタキオン、クロフネ、ジャングルポケット、マンハッタンカフェなどスターがそろい、3歳G?のタイトルを分け合いながらも空前の盛り上がりとなった。夏以降は世代間の対決でも圧倒的な成績を残し、種牡馬としても大成功を収めている。POG期間が年内まで続くルールなら、今年の指名馬は今後、賞金を積み上げてくれる期待が高まる。さらに指名馬が種牡馬になるという喜びに浸れる機会が増えるかもしれない。

 牝馬も阪神JFの上位3頭、レッドリヴェール、ハープスター、フォーエバーモアはまさに3強といった印象。マイルまでならホウライアキコも見限れない。ヤマノフェアリー、オメガハートロックにも大物感が漂っている。こちらはやや古いが、73年のニットウチドリ、ナスノチグサ、レデースポート(ほかにキシュウローレル、マミーブルーなど)、77年のインターグロリア、リニアクイン、アイノクレスピン(ほかにファインニッセイ、メイワキミコなど)の3強世代に似ている。

 1頭が傑出すると、POGとしてはやや盛り上がりを欠くだけに、多くのプレーヤーにチャンスが訪れた今年の3歳戦は最高の展開となっている。

2014年02月28日