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新種牡馬の2番手エンパイアメーカーはやはりダート向き!?

 新種牡馬のエース格として前回取り上げたデインヒル系のハービンジャーは、社台グループの絶大なバックアップで、初年度は良血繁殖牝馬211頭と交配し、146頭の産駒が誕生している。

 その交配頭数にはわずかに及ばなかったものの、204頭との交配で、新種牡馬最多となる164頭の産駒を送り出したミスタープロスペクター系のエンパイアメーカー(JBBA静内けい養)は、日高の期待を一身に背負っている。種付け頭数の約8割の産駒登録頭数という数字だけでも、生産者の期待にすでに応えていると言えそうだ。

 同馬の産駒は持ち込み、輸入ですでに15頭が日本で走っており、フェデラリストが中山記念、中山金杯、イジゲンが武蔵野Sで重賞制覇を果たしている。また日本輸入後の12年に北米リーディングサイアー2位(1位はジャイアンツコーズウェイ)となる活躍をしており、種牡馬としての実績面は文句なしだ。

 これまでの産駒はフェデラリスト以外の大半がダートで好成績を残している。フェデラリストにしても520?を超す大型馬で、ダート(地方)は2戦2勝だったように、ダート路線を進んでいても同等の活躍ができていたかもしれない。それを考えると、産駒はダート巧者が多くなりそうだ。

 血統面で注目される初年度産駒は母ナイスレイズ(牡、兄メイショウボーラー)、母テンシノキセキ(牡)、母アサヒライジング(牡)、母タイキダイヤ(牡)など。大型馬が多いため仕上がりには多少の時間がかかりそうだが、ダート戦が主体となる冬場や、パワーが必要になった中山の芝コースで、本領を発揮しそうだ。

2014年04月18日