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セレクトセール最高価格の2頭は順調&高評価

 ?セレクトセールの高額馬は走らない?という都市伝説があるが無視すべきだ。一部の高額落札馬の注目度が高いため、あまり活躍していない印象を強くしているが、データを取ると高額馬の方が獲得賞金は多い。落札価格に応じた出資があるわけではないPOGでは、相馬のプロたちが高額まで競った馬を素直に信用してみるべきだろう。

 昨年のセレクトセールの1歳の最高価格馬は1億8000万円のアドマイヤロワ(牡、父ディープインパクト、母シーズオールエルティッシュ=栗東・橋田)。いかにもディープ産駒らしいシャープな馬体で、450キロと大きさも手ごろだ。全兄アドマイヤオウジャ(4歳)は1000万下の身だが、札幌開催でデビュー勝ちし、12月の万両賞で2連勝を決めた。全姉のエルノルテ(3歳)も6月の中京で新馬勝ちしたように、仕上がりの早い血統であることはPOGでは最大のセールスポイント。6月デビューを目指しており、指名して損はないだろう。

 12年のセレクトセール当歳の最高価格は2億5000万円のサトノシュプリーム(牡、父ディープインパクト、母スカイディーバ=栗東・池江)。母は米G?フリゼットSを勝ち、BCジュベナイルフィリーズ3着の実績を誇る。11年が死産だったため、この馬が実質的には初子となる。それだけに未知数な部分はあるが、順調に調教は進んでおり、夏デビューが予定されている。490?台で背の高い体形は母系が強く出ているようにも見えるが、パワーが必要になった中山コースを考えると、皐月賞制覇にはこの重厚さがプラスになるかもしれない。

 この世代でセレクトセールで1億円以上の値をつけたは計13頭(1歳8頭、当歳5頭)いるが、トーセンスターダム級が少なくとも1頭はいるはずだ。

2014年05月09日