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ひと息の結果だった評判馬のすぐ下は狙い目

 早期デビュー馬が今春のクラシックで活躍したことで今年も注目されたが、文句なしに?クラシック候補?と呼べる馬としてブライトエンブレム(牡、父ネオユニヴァース、母ブラックエンブレム=美浦・小島茂)が登場した。発表以上に時計のかかる馬場を力強く抜け出し、上がりは1頭だけ35秒台。着差以上に能力の違いを感じさせた。

 母が秋華賞馬なのだからもっと注目されるべき存在だったが、やや盲点になったのは異父兄テスタメント(牡、父ディープインパクト)が牧場での高評価で人気を誇りながら、やや不振だった影響がある。弟は父が代わったこともあって、注目度が下がる要因となった。テスタメントは430キロでの初陣だったが、体重の維持に苦労して4戦目は416キロ。ディープの産駒は小柄な活躍馬も多いが、牡馬でここまで馬体が減ってしまうと、パワーが必要だった春の馬場ではつらかったようだ。

 似たパターンは意外に多い。牧場での評価が極めて高い馬というのは血統的に何か光るものを持っているもので、繁殖牝馬のピーク時の産駒でもある。何かの原因で素質を生かせなかったとしても、すぐ下が大ブレークするのは不思議ではない。

 昨年、人気を集めながらも結果を残せていない馬として、ダイワレジェンド、ラングレー、パリーアークなどがいる。ダイワレジェンドの半妹ダイワミランダ(父ハービンジャー)は社台Fでの評価が「姉と遜色ない力強い動きで文句なしにクラシック級」。ラングレーの全弟リアルスティール(父ディープインパクト)は秋デビューを目指し、NF空港でダイナミックな動きを披露している。パリーアークの全妹パンデイア(父ディープインパクト)は札幌デビュー予定。仕上げに苦労した兄より早く結果を残せそうだ。

2014年07月04日