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データ的な裏付けもあるイスラボニータの弟ステイリッチ

 今年のPOG戦線は混とんとしている。まだ2歳戦を3か月残しているとはいえ、現時点ではデビュー前に?大物?と思われていた多くの馬が、やや不本意なデビューとなっている。先週末の時点で2歳リーディングサイアーのトップに立っているのは13勝を挙げているダイワメジャー。対して、POGで圧倒的な人気を誇っているディープインパクト産駒は8勝。オープン勝ちしている産駒がいないという状況にも、大物の出遅れが表れているのかもしれない。

 しかし、秋競馬も始まって、そろそろ期待馬の進撃が始まりそうな気配。以前にも取り上げたことがあるが、イスラボニータの異父弟ステイリッチ(父ステイゴールド、美浦・加藤征)は育成先の社台ファームではアッシュゴールドともに?今年の牡馬の二枚看板?と言われていたほど。育成担当者は「仕上がりの早さでは兄の方が上だったが、大物感では決して見劣っていない」と胸を張っていた。

 父がフジキセキからステイゴールドに代わって、兄より多少の気難しさがあるのは確か。調教でも真剣に走っていないような印象を受ける。さらにステイゴールド産駒はもともと早い時期の2歳戦に強いタイプではなく、現時点で5勝で2歳リーディングサイアーでは13位。その面では不安材料はあるが、大型馬でアッシュゴールドのように馬体減に悩む心配はない。

 セントライト記念のイスラボニータは春以上のたくましさを見せて、いよいよ?超一流馬?の風格がにじみ出てきた。繁殖牝馬にはピーク期があり、ビワハヤヒデ&ナリタブライアン、アグネスフライト&アグネスタキオンなどのように、兄弟は2年続けて活躍する例は極めて多い。ステイリッチをPOGで指名することは、データ的な見地からも間違いではないはずだ。

2014年09月26日