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3世代の産駒から血をつなげるエルコンドルパサー

 JRA60周年記念顕彰者などのお披露目が13日の東京競馬場で実施され、顕彰馬に選ばれたエルコンドルパサーを管理した二ノ宮調教師、主戦の蛯名騎手が思い出を語った。エルコンドルパサーメモリアルも行われ、改めてその偉大さを思い出したファンも多かったことだろう。

 02年に死亡し、産駒は3世代しか残せなかったが、母の父としてクリソライト、アイムユアーズなど重賞勝ち馬を出し、ブルードメアサイアーとして馬産地で高い注目を集めている。同馬を母の父に持つ2歳世代の馬は現時点で41頭がJRAで馬名登録されており、50頭程度がJRAでデビューする予定だ。

 既に札幌2歳S4着のミュゼエイリアンとジュヒョウの2頭が勝ち上がっており、2頭の共通点は?社台ファーム生産馬?であること。社台ファームの深いダートでの調教が、スタミナ豊富なエルコンドルパサーの血に向いているのかもしれない。

 来週の京都でデビュー予定なのがオメガハートソング(牝、父ゼンノロブロイ=栗東・松永幹)。12年フラワーCを制して牝馬クラシックをにぎわしたオメガハートランド(牝5歳、父アグネスタキオン)、新馬戦、フェアリーSを連勝し、秋華賞に挑むオメガハートロック(牝3歳、父ネオユニヴァース=美浦・堀)の異父妹で、いずれも社台ファームの生産馬だ。オメガハートランドは410キロ台で活躍した。こちらも馬格は姉同様に小柄ながら、キビキビとした動きで松永幹師の期待は極めて高い。姉と同様に早い時期から重賞で活躍してくれそうだ。

 ディープインパクト産駒はアンビシャス(牡=栗東・音無)だけ。じっくりと仕上げられており、デビューはまだ先になりそうだが、厩舎の期待馬として名前が挙がっており、ディープ×エルコンドルの配合が世界へ飛躍する夢が見られそうだ。

2014年10月17日