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日高の種牡馬が相次いで死亡

 5日にステイゴールド(21歳)が急死したのに続いて、20日にはスズカマンボ(14歳)、アジュディケーティング(28歳)と、日高で供用されていた名種牡馬が相次いで死亡した。満月の翌日にステイゴールドが大動脈りゅう破裂、新月の翌日にアシュディケーティングが老衰で逝った。サラブレッドの野生の部分を感じる出来事でもあった。

 スズカマンボはサンデーサイレンス産駒のG?勝ち馬で、馬産地にあふれているように思えるが、日高生まれで、日高でずっと供用されていた種牡馬は、ほかにマーベラスサンデー、スズカフェニックス、マツリダゴッホしかいない。それだけに初年度の07年には96頭と交配する人気を誇った。

 5年目からやや減少してきたが、メイショウマンボが13年オークスなどG?3勝を挙げて人気復活。昨年は80頭の繁殖牝馬を集めていた。3歳世代産駒は血統登録が27頭ともっとも少ない世代だが、既に23頭がデビューしてJRA2頭、地方5頭が勝ち馬となっている。

 カカドゥ(牡、母アイライクユー)は葉牡丹賞でトーセンバジルに首差の2着。母の父ダンシングブレーヴで明らかな奥手のステイヤー血統だけに、ダービー、菊花賞が大いに楽しみな存在だ。

 アジュディケーティングは91年から供用され、アジュディミツオーなど数多くのダート名馬を輩出。98〜06年は100頭以上と交配する人気で、高齢のため昨年2頭と交配したのを最後に種牡馬生活を引退。NARグランプリ特別賞を受賞し、悠々自適な余生をスタートさせたばかりだった。

 3歳世代は10頭で、いずれも地方で8頭がデビューし、4頭が勝ち馬となっている。2歳世代は13頭で、やはり地方入厩が多くなりそうだが、母父ゴールドアリュールの「ラブリーカランコエの13」(牡)、「ベルモントベロニカの13」(牝)、母父ブライアンズタイムの「スターコレクターの13」(牡)、「アクティブサンサンの13」(牝)など究極のダート配合馬のデビューが楽しみだ。

2015年02月27日