先週の猛爆記者

力を出し切れる条件で反撃！

　先週は日曜コラム（平場券）で推奨した阪神７Ｒの◎マルタカシクレノン（11番人気・単勝45.8倍）が読み通りに快勝。３着馬が抜けて３連単は取り逃したが、馬単の大本線◎→○で２万9110円なら上等で、十分なリターンを得られた。２週前にも当コーナーに登場したように、今秋の予想バイオリズムは上々。守りに入らず、大胆なスタイルで攻めていきたい。

　今週のイチオシは日曜・京都６Ｒのレディー。出脚が鈍いが中距離ではスタミナ不足という、ストライクゾーンが狭いタイプ。ブロック制のため夏場は本場扱いの新潟ダート1200ｍへの出走が難しく、忙しい函館ダート1000ｍを３回使ったが、後方から上がり35秒台の脚で差を詰めても届かない、もどかしい競馬が続いた。それでも全て牡馬混合戦で、脚力を十分に示す内容。５月には３歳馬同士とはいえ骨っぽい相手に連続?着と好走しており、低調な牝馬限定戦＋舞台好転なら上位争いが確実だ。

　日曜・京都10Ｒのマンドレイクも面白い。前走の瀬戸内海特別は?〜?着までが０秒３差と一団でゴールした一戦。密集した状態でスムーズな競馬ができたか、しっかりと仕分けをする必要がある。当馬は肝心の３、４角で踏み遅れるロスがあっての?着。休み明けで20キロ増と反応面に不安があっただけに、ことさら影響が大きかった。巻き返す実力は十分にある。

（編集部・妹尾和也）

2013年10月04日