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先週の猛爆記者

昨年以上が望めるフーラブライド

 土曜はデイリー杯2歳Sが組まれている。このレースで忘れてはいけないのが橋口弘師の存在。95年ロゼカラー、04年ペールギュント、09年リディル、11年クラレントで優勝し、86年サンキンハヤテなど3着も5回。ここ2年もピークトラム、ナヴィオンで連続3着している。師も心得たもので、その昔「デイリー杯なんですが」と水を向けると「任せなさい」と笑顔。そんなシーンが現場を走り回っていた時代のひとつの思い出になっている。今年は新馬戦、中京2歳S、小倉2歳Sと3戦無敗のシュウジがスタンバイ。粗削りな面が目立っていたが、小雨模様の前走が次元の違う競馬だった。切っても切れない縁がある最後のデイリー杯2歳S。ぜひ有終Vを決めてほしい。

 土曜の東京11RはJCダートへの道。息の長いダート界だが、ノンコノユメ、モーニンと新しい時代の到来を感じさせる新勢力が登場する。ただ、狙ってみたいのは5歳の?新勢力?チャーリーブレイヴだ。3歳時には500万下でダノンレジェンド、ジェベルムーサを、ヒヤシンスSではソロル、コパノリッキー。ケイアイレオーネを撃破している。長い休養もあったが、復帰後が本物になってきたと感じさせる内容。久々の重賞でも期待したい。

 日曜の京都11Rはエリザベス女王杯。前走で復調を感じたフーラブライドから入る。京都大賞典は2年連続の参戦だったが、昨年が7着で今年は5着。昨年は前半1000mの通過が60秒7でレースの上がり3Fが35秒1。今年は60秒5で33秒0だった。自身の上がりは昨年より1秒2速い33秒1。メンバーのレベルを考えても、精彩を欠いたクイーンS8着からの立て直しには成功したことがうかがえる。4着だった昨年以上が望める出来とみた。

 菊花賞で話題となった血。キタサンブラックは母の父がサクラバクシンオーだったが、日曜の福島11R・福島記念に挑むバロンドゥフォールは母がサクラバクシンオーの全妹。自身も勝ち鞍は1800mまでしかない。ただ、近走の内容から同じ小回りなら2000mへの距離延長は歓迎に映る。

(編集部・石井勝己)

2015年11月13日