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先週の猛爆記者

JCのポイントは外国馬でなく外国人騎手!?

 かつてはメンバーを見てワクワクした。欧米か、南半球か。ネットでVTRが簡単に見られる時代ではなかった。よく分からない馬が並ぶ出走表。それだけで心が躍った。ナイトフラワーとイトウはドイツで実績を積み上げたが、前者は仏オークスで8着。勝ったスターオブセヴィルは進路を遮られる不利で9着に沈んだ英オークスから10日足らず、ドーバー海峡を渡っての連闘で栄冠を手にしている。ただ、以降がぱっとしない。後者は凱旋門賞5着馬。戦前は欧州のブックメーカーで10番人気前後をうろうろしていた。イラプトはパリ大賞を勝ったが、当時の3着馬ストームザスターズが英ダービーで約8馬身差をつけられて3着に終わっている。トリップトゥパリスは豪州遠征からの参戦で、いわば極東ツアー中。英国のメジャーな長距離G?の覇者だが、厳しいローテは否めない。日本馬が強くなったことは確かだが、近年は12月の香港へのステップ扱い、あるいは見向きすらされていない印象も。掲示板なら大健闘かも。

 今年は騎手欄にカタカナが並ぶ出走表でワクワクしようか。日曜の東京11RのジャパンC。欧州のレース映像を見ながら感じるのはムーアのすごさ。その手腕で勝ったと思えるレースがいくつもある。なかでも、タペストリーで英オークス馬タグルーダに初めての黒星をつけた昨年のヨークシャーオークスは印象的だった。今回、手綱を取るラストインパクトは札幌記念6着、秋の天皇賞では12着。金鯱賞のレコードVを含めて重賞を3勝し、有馬記念で0秒2差(7着)した昨年のインパクトが完全に薄れている。妙味の点では実に好都合。前走は道中でラチに接触するアクシデントがあった。脚を余した昨年の有馬記念からも能力的には見劣らない。ムーアの手綱で猛反発する。

 土曜は東京11RのキャピタルS。グァンチャーレから入りたい。シンザン記念を勝って以降は苦しんでいるが、春は一頓挫や不利もあった。前走のカシオペアSが光の見える0秒3差。壁をつくれずにやや掛かっていただけに、今回の多頭数&1F短縮は追い風とみた。悔しい思いをした府中で反撃に出る。

(編集部・石井勝己)

2015年11月27日