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今年の供用停止は57頭。目立つ韓国への移籍

 毎年、この時期に日本軽種馬登録協会から発表されるのが前年度に供用を停止した種牡馬の一覧。今年も57頭の種牡馬が死亡、用途変更などで登録を抹消されていた。

 死亡した中には天皇賞・春父子3代制覇を果たしたメジロマックイーンや、シャトル種牡馬として全世界的な活躍をしたラストタイクーンらがいたが、全体で12頭とそれほど多くなかった。その他の45頭は輸出か用途変更処分となった。輸出はラムタラ、ハンセル、オースなど9頭。以前は、日本に輸出されるとそのまま血統地図から消えてしまうことから「名馬の墓場」とやゆされることもあったが、今は日本での数年間の種牡馬生活で結果を残せなかったら、まだ種牡馬としての価値があるうちに海外へ手放すというトレードが一般的になってきた。海外の新しい環境で再びチャンスが与えられることは種牡馬自身にとっても喜ばしいことだし、日本の生産界に対してのイメージアップにもつながる。

 一方、韓国で種牡馬生活を送る日本馬も増えてきた。昨年はエアスマップ、メイセイオペラ、ダンシングサーパスなどが韓国へ移籍。イングランディーレも韓国での種牡馬入りとなった。まだ国際舞台にはほとんど立つことのない韓国生産馬だが、このレベルの種牡馬が増えれば次第にレベルアップが図られてくるはずだ。

 アラブではローゼンホーマ、オタルホーマーが死亡、レオグリングリン、コウザンハヤヒデらが用途変更。アラブの終えんを象徴する供用停止となった。

2007年08月04日