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好調の新種牡馬がセリを盛り上げる

 馬産地最大のセリ市「2011マーセール」が9月5日から9日までの5日間、新ひだか町静内の北海道市場で開催される。5日間トータルで上場される1歳馬は1323頭。2010年に北海道で生産されたサラブレッド(6884頭)の5分の1近い頭数がセリにかけられる。

 大震災の影響が心配された今年のセリ市は、セレクトセールが予想を大きく上回る驚異的な好成績。千葉セール、北海道トレーニングセール、セレクションセールも平均価格こそ下がったものの、売却率、売却頭数はかなり健闘した。即戦力の2歳馬、水準以上の良血馬に関しては、大きな影響は出ていないように感じられている。だが、サマーセールの購買層は地方競馬の馬主が多く、震災の影響がより顕著に表れるのではないかとも危惧されている。

 そんな生産者の不安感を少なからず和らげているのが新種牡馬産駒の活躍だ。すでに実績の出ている種牡馬の産駒はそれほど変動しないが、新種牡馬の成績はサマーセールの価格に直結する。アドマイヤムーンは早くも函館2歳S勝ち馬ファインチョイスを出しているし、ダイワメジャー産駒ダローネガは今週の新潟2歳Sの有力候補になっており、新種牡馬の両エースはJRA2歳リーディング2、3位と最高のスタートを切っている。

 さらに9位ケイムホーム(地方4位)、16位ファスリエフ(地方6位)はJRA、地方ともに活躍馬を出しており、メイショウボーラー、フォーティナイナーズサン、サムライハートも地方リーディングで20位以内。サマーセールにはダイワメジャー産駒11頭、アドマイヤムーン産駒15頭、ケイムホーム産駒22頭、ファスリエフ産駒13頭など新種牡馬産駒が大量に上場を予定しており、セールに活気をもたらせてくれそうだ。

2011年09月02日