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圧倒的な人気を誇るディープ&キンカメ

 社台スタリオンステーションけい養種牡馬の、今春の種付け頭数がこのほど発表された。最多交配種牡馬はキングカメハメハの266頭。昨年と同数の史上最多交配頭数タイ記録で、2年連続3回目の首位の座に就いた。2位ディープインパクトの229頭を大きく引き離す独走ぶりでタフさを証明。09年は種付け料が500万円に値上げされたことが響き交配145頭まで減少、昨年は400万円に値下げされての266頭だったが、今年は再び500万円が設定されても同数との交配。昨年に続き今年も総合リーディングを独走しており、その人気は高まる一方だ。

 ディープインパクトは昨年から100万円値上がりで種付け料1000万円となったが、10頭増の229頭。種付け料がキングカメハメハの2倍であることを考えれば、種牡馬界では断然の存在だ。先週開催されたHBAサマーセールでは取引された519頭の平均価格が390万円台と、ついに400万円を切ってしまった。ディープインパクト産駒は1頭も上場されていなかったが、これだけサラブレッド価格全体が低迷しているなかで、1000万円の種付け料でも交配申し込みが殺到しているのは驚異的な出来事と言える。

 3位のハーツクライは221頭で2年連続の200頭超え。4、5位はともに新種牡馬のヴァーミリアン(216頭)、ハービンジャー(211頭)と新鮮な魅力に溢れる種牡馬が上位を占めた。シーズン途中の4月から急きょ種牡馬入りしたキンシャサノキセキも154頭の好スタート。その一方で同馬の父フジキセキは体調不良のため今シーズンは完全休養となった。またシーズン途中の4月30日に22歳で死亡したサクラバクシンオーは92頭と交配しており、ラストクロップからも十分に大物誕生が期待できそうだ。

2011年09月16日