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記録で振り返る2011年の日本競馬

 2011年のJRA各種記録がまとめられた。リーディングブリーダーはブエナビスタ、トーセンジョーダンなどを輩出したノーザンファームが、社台ファームに8億円強の差をつけて3年ぶり6回目の王座に返り咲いた。

 毎年、上位2強の接戦が続いているが、両牧場の特徴は年々はっきりとしてきている。ノーザンファームが重賞33勝(社台ファームは19勝)を挙げたように大物を続出させているのに対し、社台ファームは通算勝ち星304勝(ノーザンファームは267勝)を挙げ勝数にこだわりを持っている。「より強い馬を」「すべての馬主に満足してもらえる馬を」というそれぞれの牧場のコンセプトは、2012年もさらに明確に打ち出されていくはすだ。

 総合リーディングサイアーはキングカメハメハが圧倒的な強さで連覇を果たした。2位に17億円近くの差、アーニングインデックス1・92も上位の中で断トツで、種牡馬能力の高さを遺憾なく発揮した。今春はブエナビスタと交配を予定しているなど、サンデーサイレンス系良血繁殖牝馬との交配を独占しており、今後もキングカメハメハ時代が続きそうだ。

 注目はやはり、産駒デビュー2年目で2位に食い込んだディープインパクト。父サンデーサイレンスは2年目でいきなり首位になっておりそれには及ばなかったが、2年目での2位は近年では93年のトニービン以来2頭目の快挙。今年はディープブリランテ、ジョワドヴィーヴルを筆頭に有力3歳馬がそろっており、キングカメハメハに肉薄する。また4冠馬オルフェーヴルを出したステイゴールドが前年13位から4位にジャンプアップした。
 
 2歳リーディングはディープインパクトの連覇となったが、僅差2位には新種牡馬のダイワメジャーが食い込んでおり、5位アドマイヤムーンとともに生産界に新風を巻き起こしてくれた。

2012年01月04日