ふるさと定期便

社台Ｆ＆ノーザンＦの注目２歳牝馬を紹介!

　今週はオークスが行われる。今回は現時点での来年のオークスを予想してみたい。

　社台ファームの牝馬一番馬候補はダイワレジェンド（父キングカメハメハ、母ダイワスカーレット、国枝）、母オメガアイランド（父ネオユニヴァース、堀）、レッドメイヴ（父ディープインパクト、母シンディ、角居）の３頭だ。ダイワレジェンドはすでに入厩して、時計を出している。初子の姉ダイワレーヌは未勝利のまま引退したが、同馬は育成時から体質の弱さが目立っていた。それに比べてダイワレジェンドは至って順調。両親から卓越したパワフルさを受け継いでおり、桜花賞の最有力候補だ。オークス向きという点ではレッドメイヴを挙げたい。こちらも入厩済み。兄姉はそれほど目立つ成績ではないが、均整の取れた馬体、柔らかな身のこなしは群を抜いている。今年のオークス出走馬を見渡しても、やはりディープインパクトの威力はすさまじい。

　ノーザンファームからはレーヴデトワール（父ゼンノロブロイ、母レーヴドスカー、松田博）、ボージェスト（父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ、友道）、カアナパリビーチ（父ディープインパクト、母シェルズレイ、松田国）の３頭。レーヴデトワールは５頭の兄姉がいずれもオープン入りしている。故障だけが心配だが、父が丈夫なゼンノロブロイに代わり、ＰＯＧとしては最適な存在。ただ人気が集中するのは間違いない。面白いのはカアナパリビーチ。全兄姉のククイナッツレイ、オーキッドレイよりもスケールが大きく、とにかく美少女。樫の女王になる雰囲気がある。

　非社台では、下河辺牧場のダッシャーレーヌ（父ディープインパクト、母ハニーローズ、安田）、サトノエカテリーナ（父ディープインパクト、母ロンドンブリッジ、池江）、コスモビューファームのウインオリアート（父ステイゴールド、母ゴールドフォイル、鹿戸雄）にも注目したい。

2013年05月17日