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仕上がりの早さも兼ね備えたお得なディープ産駒

 日本ダービーをキズナが制し、昨年のディープブリランテに続いてディープインパクト産駒が連覇。オークスも2〜4着を同産駒が占めた。当初は不振に思われていた3年目の産駒だが、ほぼ昨年並みの成績に近づいてきた。やはりこの希代の名馬は、種牡馬としても異能ぶりが際立っている。今季のPOGもディープインパクト産駒の争奪戦になることは間違いない。

 4年目の産駒というのは、初年度産駒が2歳デビュー前の時点で種付けされているので、やや“中だるみ”な時期とも言える。血統登録頭数は137頭。3年目より20頭多いが、初年度147頭、2年目159頭に比べると少ない。繁殖牝馬のレベルも1〜2年目よりはやや落ちていると判断できる。大ブレークは5年目産駒からになるだろうが、それでも現3歳世代よりも活躍する可能性は高い。

 137頭のうち、デビューの早さのひとつの基準となる馬名登録に関する全ての手続きを、5月30日時点で完了しているのは20頭。オークス候補に挙げたレッドメイヴ(母シンディ、角居)、カアナパリビーチ(母シェルズレイ、松田国)。ダービー候補に挙げたテスタメント(母ブラックエンブレム、小島茂)も含まれている。

 なかでも血統的に最も早熟そうなのがアデイインザライフ(牡、母ラッシュライフ、鈴木康)だ。母は05年7月30日の函館・新馬戦でデビュー勝ちし、函館2歳S2着、ファンタジーS2着と2歳重賞で好成績を残した。サクラバクシンオー産駒で活躍は1400m以下に限られたため桜花賞では9着敗退したが、その初子で父はディープインパクトとなれば、2歳時から確実に稼いでくれそうだ。

 一番生まれが早いのはサーレムフォレスト(牝、母ウッドマンズシック、橋口)で1月18日。半姉のカノヤザクラは古馬になって短距離重賞3勝したが、2歳時に新馬〜特別戦連勝し、ファンタジーS、フェアリーSでも好走しており、仕上がりも早い血統だ。

2013年05月31日