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これからブレークしそうな母の父ステイゴールド

 6月30日の函館新馬戦(芝1200m)で衝撃的な強さを見せたのがクリスマス(父バゴ、母アラマサスナイパー、美浦・斎藤)だった。418キロと小柄な牝馬。POGでそれほど注目を集めていたわけではなかったが、函館の粘着質な洋芝をものともせず、圧巻のスピードで逃げ切った。2着に7馬身差をつけ、2歳のコースレコードを0秒2更新。季節外れの“メリークリスマス”となった。

 母の父はいまやディープインパクト、キングカメハメハとともに種牡馬界を代表するステイゴールド。初年度産駒は03年生まれで、昨年あたりから徐々に同馬をブルードメアサイアーに持つ2歳馬がデビューしてくるようになったが、JRAでの勝ち馬はティンホイッスル(牝3歳)に続いて2頭目だった。

 それだけにまだ傾向や配合についてのデータは乏しいが、メジロマックイーンとのニックスから想像すると、気性の激しい種牡馬や、ステイヤー種牡馬との相性がいいのかもしれない。現2歳で注目したいのはパーフェクトジョイ11(牡、父ストラヴィンスキー)。母は阪神牝馬S3着などの実績があり、その初子となる。父ストラヴィンスキーはコンゴウリキシオーぐらいしか目立った活躍馬がいないが、そのコンゴウリキシオーはかなり成績にムラがあった。雰囲気としてステイゴールドに合いそうな気がする。

 ビエンナーレ11(牡、父タニノギムレット)も注目の一頭。母は重賞勝ちこそないものの、札幌日経オープンではスクリーンヒーロー相手に逃げ切り、金星を挙げている。タニノギムレット産駒は気性の強い馬が多く、やはり相性は良さそうだ。

 まだまだ頭数は少ない“母の父ステイゴールド”だが、それだけに大ブレーク前にPOGで先取りする価値は高そうだ。

2013年07月05日