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評判通りに今年のゼンノロブロイはひと味違う!?

 POGでは評価が下がっている種牡馬の取捨が大きなポイントになる。現3歳世代はシンボリクリスエスがその対象だった。サンデーサイレンス牝馬との配合で、初年度、2年目産駒は素晴らしい成績を残していたが、3〜5年目はジリ貧。交配牝馬のレベルの高さを考えると、アーニングインデックスが1・0〜1・1台というのは寂しい成績だった。

 だが10年生まれの3歳世代は、初年度産駒のサクセスブロッケンがフェブラリーSを制し、2年目産駒のサンカルロがニュージーランドTを勝った直後の種付けシーズンで、馬産地での評価は盛り返していた。その結果、重賞勝ち馬はエピファネイアだけでも、エクスパーシヴ、ウインアルザス、サトノネプチューンなどクラシック戦線をにぎわせる産駒が多く登場し、世代アーニングインデックスは現在1・3台。追い続けた方が正解だったようだ。

 今年の2歳世代でポイントになるのがゼンノロブロイ。初年度産駒(07年生まれ)はサンテミリオン、ペルーサを筆頭に重賞7勝を挙げ、桜花賞に3頭、オークスには6頭もの産駒を送り出した。ところが2〜4年目の産駒は不振。2、3年目産駒のクラシック出走は、シシリアンブリーズのオークス(18着)、イチオクノホシの桜花賞(11着)と、それぞれ世代1頭のみ。現3歳は重賞出走馬すらいない。主要な交配牝馬をディープインパクトに根こそぎ持っていかれた印象がある。

 現2歳は初年度産駒が大ブレークした直後の交配。すでに3頭が勝ち上がっているが、いずれも多頭数のレースを1番人気で制しているように、前評判通りの強さを見せている。先週の新潟で勝ったラヴィーネ(牝、母レディイン)は社台ファームで評判の一頭だったし、新馬2着のリラヴァティ、新馬3着のモントボーゲンも近いうちに勝ち上がりが確実。そして、POG断然人気のレーヴデトワール(牝、母レーヴドスカー)もデビューを控えている。今年のゼンノロブロイ産駒は、間違いなく“買い”だ。

2013年08月02日