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POGの盲点!?意外とお得な地方デビュー馬

 7日にホッカイドウ競馬の2歳重賞ブリーダーズゴールドジュニアC(門別、ダート1800m)が行われ、2番人気のポップレーベル(牡、北海道・広森久)が中団から徐々に進出すると、直線で力強く抜け出して快勝。3連勝で重賞初制覇を飾った。同馬の父は新種牡馬のカンパニー。JRAではナムラアッパーが勝ち上がっており、8歳で本格化したからといって、産駒も奥手ということはないようだ。

 ポップレーベルはノーザンファームの生産で、サンデーレーシングの地方競馬向け募集馬。このレースに出走した8頭のうち5頭が社台グループの生産馬で、同グループによる席巻は地方競馬も例外ではなくなってきている。7月に行われた2歳最初の重賞の栄冠賞(門別、ダート1200m)も社台ファーム生産のノットオーソリティ(牝、北海道・田中淳、父スウェプトオーヴァーボード)が勝っており、この勢いならエーデルワイス賞、北海道2歳優駿のホッカイドウ競馬開催の2歳ダートグレード競走も、社台グループ生産馬が中心となりそうだ。

 社台グループが地方競馬に参戦するようになって13年目。本格的な進出はコスモバルクの活躍に刺激された10年ほど前からで、当初は牧場で仕上げまで行う外厩制度の活用などに苦労していたが、この3〜4年はクラーベセクレタを筆頭にアウトジェネラル、ジェネラルグラント、カイカヨソウ、エミーズパラダイス、マズルブラストなど活躍馬が続出している。

 地方デビュー馬のPOG指名は、主催者によって扱いが違うが、クラーベセクレタの場合、日本ダービー終了時点での獲得賞金は1億3000万円以上。アウトジェネラルでも6000万円程度を稼いだ。成功の確率はJRA入厩馬よりも高く、エミーズパラダイスのように芝適性が高ければJRAクラシック出走も夢ではない。出走回数の多さという楽しみもあるだけに、1頭程度はPOGでの指名をお勧めしたい。

2013年08月09日