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POG注目の良血馬が好内容で次々と勝ち名乗り!

 今年ほど評判の2歳馬が順当に勝ち上がる年は珍しい。先週もダイワスカーレットの2番子ダイワレジェンド(牝、父キングカメハメハ、国枝)が東京の未勝利戦(芝1600m)を快勝。力強いレースぶりは、母をほうふつとさせるものだった。

 ダイワスカーレットの産駒は初子のダイワレーヌ(牝、父チチカステナンゴ)が4戦未勝利で引退したが、社台ファームでの育成時から担当者が記者の質問に言葉を濁すことが多かったように、体質的な問題を抱えていた。だが、ダイワレジェンドは「母と比べたらかわいそうだけど、かなりの器」と全く違う手応えがあった。初子の体質が弱くなるケースはしばしば見られるだけに、今後はPOGでさらに注目される。ダイワスカーレットは母スカーレットブーケの10番子だったように、徐々に大物を輩出していく牝系だ。

 京都の新馬戦(芝2000m)を勝ったモンドシャルナ(牡、父ネオユニヴァース、角居)はディープインパクトの異父弟。母ウインドインハーヘアは希代の名繁殖牝馬だが、ランズエッジ、トーセンロレンスが結果を出せず、年齢的な衰えが危惧されていた。だが、1歳上のトーセンソレイユが新馬、オープン特別を連勝して牝馬3冠全てに出走したのに続いて、再び大物輩出モードに入ってきた。繁殖生活をすでに引退しており、最後の産駒となる1歳の牝馬(父キングカメハメハ)は争奪戦が間違いなさそうだ。

 POGで鉄板人気のオイスターチケット産駒ゲットアテープ(牡、父ディープインパクト、安田)も東京の新馬戦(芝1400m)を快勝した。母の産駒はブラックシェル以降は不振が続いていたが、ディープインパクトと4年連続で交配をした執念が、ようやく実を結んだ印象。兄姉を指名し続けてきたファンは、ようやく留飲を下げることができそうだ。

2013年11月01日