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POGファンの多い2頭が堂々とクラシックの主役へ

 馬券購入の際には「思い入れはタブー」だとよく言われる。POGは仮想とはいえ「馬主」気分を味わうゲームなので、指名馬に愛情を持つ方がより楽しめるもの。JRAデビューに限っても4000頭から数頭を選ぶ。冷静沈着に選んでも、なかなか満足できる成績は挙げられない。1〜2頭は思い入れの深い馬を選ぶべきかもしれない。

 そんな思い入れで、ハープスターを選んだPOGファンは多かったのではないだろうか。母ヒストリックスターは2冠牝馬ベガが残した最後の産駒で、しかも唯一の牝馬。故障により不出走のまま繁殖入りしたが、ベガの血を牝系に伝える唯一の存在として注目されていた。ベガは脚の湾曲から売れ残りだったこと、珍しい2文字馬名でもあって、ファンが多い馬だった。

 ヒストリックスターの3番子がハープスター。「ハープスター」という馬名は、こと座の1等星「ベガ」を表す別名でもあり、ベガの生まれ変わりのような印象すら。思い入れ重視のファンには格好の存在だった。

 トゥザワールドにも同様のことが言える。母は世界で唯一、ドバイワールドCで連対した牝馬トゥザヴィクトリー。全兄トゥザグローリーは圧倒的な存在感で09〜10年のPOGでは断然の人気に。ただ、巨体ゆえに仕上がりが遅れて、デビューは3歳の3月。POGとしては必ずしも成功とは言えなかった。

 一族はトゥザヴィクトリー、その弟サイレントディールも春のクラシックではあと一歩だっただけに、トゥザワールドには何としてもPOG期間内にビッグタイトルを獲ってもらいたいと願うファンが多いだろう。

 そんな両馬がクラシックの主役に躍り出てきた。POGファンにとっても、熱いクラシックがいよいよ本番を迎える。

2014年03月14日