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イスラボニータの弟は早期デビュー可能で大物感も十分

 POGで最もありきたりな狙い方は、現3歳世代で活躍した馬のすぐ下の弟、妹を指名することだ。?あからさま?で格好は良くないかもしれないが、成功する確率はかなり高い。繁殖牝馬には体調のピークがあって、2〜3年続けて活躍馬を輩出し続ける傾向があるからだ。

 ナスノカオリ・ナスノチグサ、タケフブキ・タケホープ、ビワハヤヒデ・ナリタブライアン、ダンスパートナー・ダンスインザダーク、アグネスフライト・アグネスタキオンなど、1歳違いのきょうだいがクラシックを制覇した例は多い。

 桜花賞馬ハープスターの下は2歳馬がいない(1歳は父ステイゴールドの牝馬)が、皐月賞馬イスラボニータの異父弟ステイリッチ(牡2歳、美浦・加藤征)は間違いなくオススメだ。

 イスラボニータが皐月賞を勝つ前の3月末の時点から、育成していた社台ファームではその素質の高さが注目されていた。「兄よりもふた回り大きい500キロ超えの馬体で、力強さという面では兄以上でしょう。品があって、ゆったりとしている。大物感にあふれています」と育成担当者は絶賛していた。

 父がステイゴールドに代わったが、POGには向いている。「兄は5月21日生まれでも新潟でデビューしたように仕上がりの早い血統。この馬も5月7日生まれですが、早くデビューできそうです」と3月中に山元トレセンへ移動し、いつでも入厩できるほど乗り込まれている。

 ステイゴールドの母ゴールデンサッシュが出たのか、両親とは違う栗毛。毛色はオルフェーヴル、ナカヤマナイトと同じだが、雄大な馬体とゆったりとしたフォームはゴールドシップ似に見える。違うタイプで素質が高いという点では、ビワハヤヒデ・ナリタブライアンをほうふつとさせるものがある。

2014年05月02日