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父、母の父の双方で勢いを増すキングカメハメハ

 1日のキングカメハメハ旋風はすさまじかった。京都で1日7勝のJRA新記録、さらに東京でも4勝を挙げて2場合計で11勝も、3場合計9勝のサンデーサイレンスの記録を塗り替える1日最多勝記録となった。11勝の内訳は芝6鞍、ダート5鞍。この時期にダート競馬が多いことだけが要因ではなさそうだ。

 この11頭のうち、京都2Rトップディーヴォ(母の父デピュティミニスター)、同6Rヤマカツエース(同グラスワンダー)の2頭を除く9頭はすべて母の父がサンデーサイレンスだった。キングカメハメハがサンデー系繁殖牝馬の受け皿として大きな存在感を見せているのは確かだが、いずれもサンデー直子との配合だった点が特徴的だ。

 これまでもサンデーサイレンス2世種牡馬との配合ではショウリュウムーン、ラブリーデイ(母の父ダンスインザダーク)、カネトシディオス(同フジキセキ)、タガノグランパ(同スペシャルウィーク)が目立つ程度で、大物がまだ少ない。3歳世代にはレッツゴードンキ(母の父マーベラスサンデー)やミュゼスルタン(祖母の父サンデーサイレンス)がおり、今後配合がさらに増えてくるだろうが、SSの血の濃さが成功の重要なファクターなのかもしれない。

 一方で、キングカメハメハの代表産駒と言えるロードカナロアは母の父ストームキャット、アパパネはソルトレイク、ルーラーシップはトニービン、ホッコータルマエはチェロキーランと、いずれも非サンデーサイレンス系。現3歳世代に大物候補ドゥラメンテ、ブチコがいるものの、POGではむしろ非サンデーサイレンス系との配合の方が狙い目になる。

 きさらぎ賞には母の父キングカメハメハのグリュイエール(父ディープインパクト)が登場する。ブルードメアサイアーとしてはまだ頭数が少ないが、ディープインパクトとの配合ではデニムアンドルビーがいるし、骨折休養中だが好素質のヤマノフェアリー、3歳にはテンダリーヴォイスもいる。またブラックタイドとの配合ではダノンエスプレッソ、グランフィデリオがいて、好相性を示している。POGの穴として、今後はブラックタイド、オンファイアとの配合に注目し

2015年02月06日