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今年の新種牡馬はヴィクトワールピサが抜けた存在

 来週からいよいよ3歳3冠レースが始まるが、馬産地では2歳馬の動きが活発化している。POGの熱い季節がやってくる。

 昨年は新種牡馬ハービンジャー産駒が予想外に早い段階から活躍馬を続出させたが、今年の新種牡馬は昨年以上にレベルが高い。産駒登録頭数が100頭を超えているカジノドライヴ(127頭)、ワークフォース(125頭)、ヴィクトワールピサ(102頭)が3強と言えるが、ベーカバド(78頭)、ナカヤマフェスタ(72頭)、ダノンシャンティ(70頭)、キャプテントゥーレ(52頭)なども50頭以上の産駒がおり、36頭のドリームジャーニーもその血統背景を考えれば当然注目を集める。

 ここで名前を挙げた馬のうち5頭が社台スタリオンS供用馬であり、昨年のハービンジャーのように社台グループ良血繁殖牝馬を独占する状況にはないが、交配牝馬を見ると同グループの期待度が判る。その点でヴィクトワールピサが1頭抜けた存在だ。

 同産駒の2歳馬は社台ファーム30頭、ノーザンファーム14頭、追分ファーム7頭、白老ファーム2頭で、半数以上が同グループ生産馬で占められている。特に社台ファームは母エアトゥーレ(牝)、母クィーンスプマンテ(牝)、母シャイニンレーサー(牡)、母パーソナルレジェンド(牝)など自慢の繁殖牝馬の産駒が揃っている。

 産駒の特徴はその雄大な馬格。牡馬、牝馬とも多くの産駒が500キロ級で、力強さが際立っている。父ネオユニヴァース産駒も似たタイプが多かったが、それをさらにスケールアップさせたイメージで、荒れた芝やダートもこなせるパワーと精神力を備えている。

 牡馬では母メキイアシー(栗東・庄野)、母ファーストバイオリン(栗東・池江)、牝馬では母バルドウィナ(栗東・藤岡)、母エアトゥーレ(栗東・須貝)、母アーヴェイ(栗東・松田国)などが評判になっている。

2015年04月03日