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先週の猛爆記者

今週は道悪適性の見極めが重要

 阪神競馬場付近は断続的に雨が降り、土日も雨予報。土曜は道悪が確定的。重馬場適性の見極めが重要ですね。

 土曜は阪神11Rスズカルパンが狙い。芝に目先を変えてレースぶりが安定。昇級初戦の前走も先行、好位組がたれるなかを、しぶとく伸びて3着とメドを立てました。もう完全に軌道に乗りましたね。ダートの長丁場を走っていただけに、スタミナがあってかつパワフル。初の2400mとはいえ、こなせる下地は整っています。重たい芝の適性も高いだけに、今回のようなタフな馬場はむしろ歓迎のクチ。軸はこれでOK。相手は○プロレタリアト。前走は内々をロスなく立ち回ったとはいえ、上がりはメンバー最速の脚を使って4着。ゴールしてもまだ余力が残っていたほど。重馬場の実績があるうえ、再度、53キロで戦えるのも魅力。上位争いになる可能性は大。3番手は▲キングストーン。前走は速い時計、速い上がりを要求される馬場で持ち味を生かせませんでした。約2カ月ぶりでも、調教は力強い動きで仕上がりは十分。平均的な脚を長く使うタイプだけに、今回の舞台はかみ合うと思います。

 日曜は阪神6Rファンドレイザーがおすすめ。約3カ月ぶりになりますが、帰厩後は鋭い動きを連発して仕上がりは万全。降級馬が相手となるので簡単ではないですが、斤量が54キロで実績馬と3キロもの斤量差があるのは大きなアドバンテージ。初戦からいい勝負になると思います。

(栗東調教班・竹村浩行)

2016年06月24日